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主任司祭より

『8月について』          司祭 ケン・スレイマン

2023/08/02


8月15日はマリア様の被昇天の祝日です。偶然ですが、8月15日はインドのイギリスからの独立記念日もあります。1947年、イギリスから自由を受け取りました。私は1年間インドに住んでいました。韓国のハンセン病病院に勤めるために、1年間のハンセン病研究コースの為、演習、実習をしました。その1年間にいる間に、タージマハルを見に行きました。とても美しい建物ですが、本当は1645年にインドの皇帝が亡くなった奥様のお墓のために作りました。すべて白のマーブルで作るために17年かかったそうです。宝石がたくさん飾られています。そのタージマハルを訪問したら、その夫婦の愛の物語を感じます。それと同じように、8月15日マリア様の被昇天の祝日は、神様とマリア様の愛の物語を表します。マリア様は天のお父様の救いの計画を、自由意志で受け入れて協力をして、ご褒美として亡くなるときに、身体と魂も両方天国に被昇天されました。この祝日は、マリア様のタージマハルです。

実はこの祝日の決められた教皇様ピオ12世は、マリア様の模範を通して、どのくらい神様が私たち人間の身体と魂両方を尊重するか示すために、この祝日を制定しました。1950年、11月1日教皇様が、マリア様の被昇天を教理として発表しました。彼は1939年から教皇様に就任しましたので、第二次世界大戦が酷かったことを詳しく体験しました。沢山の世界の人々の命が亡くなりました。その中で、沢山のユダヤ人たちと、原爆によって日本人たちのたくさんの命を落とされました。その亡くなった方々に感謝するためにも、マリア様の素晴らしい人生を祝うために、この祝日を設立しました。なぜならマリア様の被昇天の出来事を通して、どれくらい神様が私たち人間の身体と魂を大切にしているか感じることを理解することが出来ます。やはり神様のプランは、私たちが皆、身体と魂も無事に天国に行くことです。私たちは人間的な暴力、憎しみを通して、お互いの命を尊重しないことがあります。

皆さん、マリア様にとって被昇天の神秘は、私たちも向かっています。それは神様のプランです。そして、マリア様が私たちの霊的なお母さんなので、彼女のロザリオの祈りを通して、私たちも天国に歩んでいます。実はマリア様が天国に被昇天されたことは、私たちのために素晴らしい利益をもたらしてくれます。その場所からマリア様が私たちの祈りを聞いて、天のお父様に報告して助けをくださいます。

どうぞ皆さん、マリア様の被昇天の祝日を通して、私たちがマリア様の霊的な子供たちとして、日々の大変な出来事を乗り越えるために希望を持ちましょう。天使ガブリエルのマリア様へのアドバイスは私たちへのアドバイスと同じです。「神にとって出来ないことは何一つない。(ルカ1章37節)」今月はお盆もありますので、私たちの亡くなられた愛する家族と友人のために、マリア様を通して天国に無事に到着できるように、彼女の御心に委ねましょう。出来れば、夏を楽しんでスイカなどを食べてください。ありがとうございます。

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