『選び』 司祭 近藤 光彦
1聖書では、神が人に働きかける時に、“選び”があった。
1それは、神が人に声をかけ、呼び出し、使命を託す事であった。
1神の手となり、足となること、とも言えるか!
預言者イザヤ
1イザヤは主の声を聞いた。”誰がわたしの為に行くか。この民に語れ。悔い改めて癒されよ”
1イザヤは答えた。”わたしが行きます”
1時に、民は霊的に乱れ、国は生死の瀬戸際の時のことであった。
聖母マリア
1み使いガブリエルがマリアに遣わされた。”生まれる子をイエスと名付けよ”
1神と人との間を取り持つためにイエスの母となり、そのイエスを眼前で失うという、この上ない悲哀を身に受けた聖母!それ故に、美しい音楽、画題を後世に残した、と人は言う。
1時に、新約時代の幕開けの時のことであった。
思うに、今の我々にもあるか・・?
1信仰者として生きていること自体が、神の指、手、足か。
1そこに神、イエス、教会が現れている!信仰者が霊的に死んだら、神、イエス、教会も見えなくなってしまう。