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主任司祭のメッセージ Message from parish priest

 『大事にしている一句』   - その中の幾つか -   司祭 近藤 光彦

2020年08月04日|

“蜂は   お花の中に     お花は  お庭のなかに

お庭は  土塀の中に     土塀は  町の中に

町は   日本のなかに    日本は  世界のなかに

世界は  神様の中に

そうして  そうして  神様は  小ちゃな蜂の中に“

11111111111111111111111111111111(金子みすずさんの詩から)

 

“神は、この壮大な宇宙のどこにも閉じ込められない。

それでいて、この宇宙のどんな小さなものの中にもいます“

11111111111111111111111111111111(とある墓碑の刻字)

 

“わたしは、神を信じない。毎日、神を見ている”

11111111111111111111111111111111(昆虫学者ファーブル)

 

“復活、それは毎朝の出来事です。それは、再び生きる許可です”

11111111111111111111111111111111(光を失った少女の述懐)

1111教父によると、色々の事が、来たるべき復活を示していると言う。例えば、昼と夜、夜が眠ると昼が起き上がる、収穫では、種は地に蒔かれ、分解するが、分解から復活し、多くの実を結ぶ、など。

 

“誰も自分の力で墓から出てきた者はいない。

それは、自分で自分を死から救えない、ということである“

11111111111111111111111111111111(ルカ聖福音書解説から)

 

“人は、もと無! 自分で自分を今の一生に呼び出せない! そこに創造主の力を感じよ”

 

大事にしたい一句に出合うと、豊かになるものです。


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