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パトリシアが選ぶお薦めの1冊 Recommended Books

気合の入ったキリスト教入門Ⅰ 根本問題をつかめ!

タイトル通り来住神父様の気合を感じさせ、読み手を最後まで飽きさせません。キリスト教を知らない人に向けて書かれていますが、私たち信者が読んでも、知っていると思っている事が、あらためて言葉で書かれていると、整理が出来ます。

キリスト教とは「神と人が親しく語り合いながら、目的地に向かって人生を旅する」宗教。カトリックとプロテスタントの大きな違いは、この「旅をする」ための具体的な手立ての違い。つまり、礼拝・祈り方・教会組織の形態の違いです。

信者であるという事は「神がいる世界に住んでいる。信者の日常の世界の中に“神”が住んでいるのです。その“神”と日常的に関わりながら、生活しています。」とあります。簡単に当たり前のような事が書いてありますが、あらためて自分に問いかけをしてしまいます。原罪についても、旧約聖書のアダムとエワの遠い話ではなく、現代にどのように影響をしているのか・・・・。「人は一緒に生きるものだ」つまり人間はつながっている。

神父様は以前“目からウロコ”シリーズを出されていますが、この本を読んでも同じように“目からウロコ”になります。

■来住 英俊 著/ドン・ボスコ社 刊/756円

更新日:2014年9月12日


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執筆者

パトリシア

本が大好きな広報部員。夏は十勝にある広大な農地で畑仕事に精を出し、札幌と十勝を行き来しながら、晴耕雨読の日々をおくっています。
洗礼名について/パトリックの女性名。聖パトリックはシャムロック(アイルランド語でクローバーの意味)が象徴。アイルランドの守護聖人。



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